【2025年版】Google Search Consoleに権限付与する方法

みなさん、こんにちは。SEOコンサルタントの谷藤です。
新しいメンバーの参加や、SEO会社にコンサルティングを依頼する際には、Google Search Consoleのアクセス共有が必要になります。
本記事では、その際に行う「ユーザーへの権限付与」の方法をわかりやすく説明します。



手順:Google Search Consoleにユーザーを追加する

1.Google Search Consoleにログインし、「対象サイト(プロパティ)」を選択

2.左サイドバーの「設定」を選択

3.「ユーザーと権限」をクリック

4.「ユーザーを追加」を選択

5.追加したいユーザーのGoogleアカウントのメールアドレスを入力

6.権限を「オーナー」「フル」「制限付き」から選択し、「追加」を選択

【補足】権限レベルの違い

権限には3つの種類があります。

  1. オーナー
  2. フルユーザー
  3. 制限付き

それぞれの違いは下記の表の通りです。必要以上の権限を与えないように気を付けましょう。


権限できること適任者
オーナー(所有者)すべてのデータ・機能にアクセスできます。
また、ユーザー管理(追加・削除)も行えます。
サイト運営の責任者
フルユーザーすべてのデータに対する表示権限を持っています。
ただ、ユーザー管理(追加・削除)は行えません。
・サイト運営のメンバー
・SEO会社などの外部協力会社
制限付き必要最低限のデータ表示のみ。・データの閲覧だけで十分な人
(経営層、事業責任者など)

●引用元:所有者、ユーザー、権限の管理 – Search Console ヘルプ

7.ユーザー一覧に追加されている「ユーザー」と「権限」が合っているか確認


既存ユーザーの権限を変更・削除する

ユーザーや権限を誤って設定した場合は、以下の手順で変更または削除できます。

変更する場合

削除する場合

「設定」 ⇒ 「ユーザーと権限」 ⇒ 対象ユーザーの行末「︙」 ⇒ 「権限を削除





まとめ

Google Search Consoleは、SEOを進めるうえで不可欠なツールです。
取得したデータは、サイト運営に関わる社内メンバーや協力会社と共有し、意思決定に活用します。
共有する際は、役割に応じて「所有者/フルユーザー/制限付きユーザー」のいずれかの権限を設定してください。
また、担当を外れた人の権限は速やかに削除し、情報の安全性を保ちましょう。